PTAを辞めて、見えたこと、考えたこと。

「川崎市内の単位PTAにおける強制加入廃止を求める請願書」への署名活動の報告。PTA退会記録も。

小学校のPTAに要望書を提出

2019年8月29日 PTA見学会に行ってみた

(PTAを退会するまでの経緯をのんびり書き終えたので、ここからは現在進行形のお話を。)

 

今日、PTA見学会があるというので行ってみた。

 

4月にPTAを退会したものの、「スッキリ!」という気持ちにはなれず、むしろ、このままでいいのかともやもやしていた私。新聞社主催のPTAフォーラムに行ってみて、いろいろな人の話を聞いてからは、さらに我が校のPTAに対してもやもやが増えていった。

 

実は、退会した直後に副会長から「退会の理由を会長にも聞かせてほしい」と言われたいたのだが、その後、声を掛けられることはなかった。夏休み前、PTA見学会のお知らせをもらった時、これはPTAに不満や要望を伝えるいい機会かもしれないと思った。

 

見学会自体は、最後の30分間に参加した。本部役員14人(平日の昼間だからか、全員女性)に対して、参加者は私ひとり。役員からすれば、一般会員に見学してもらいたかったろうに、PTAを退会した私がいちばんPTAに関心があるのだから逆説的だなと思う。

 

いつも通りの活動を見学というコンセプトなので、本部役員が会議をしているのを眺めながら、心の中で突っ込みを入れたり、不思議に思ったりしていた。

 

バレーの応援も本部役員の仕事だというのを、今日初めて知った。子連れで応援に行く人はお子さんの熱中症対策をしてといっていたけれど、連れてこられた子供はつまらなくないのかな。そもそもPTAでバレーをしなくてもいいし、他の学校とトーナメントで試合を組む必要性も感じないなぁ。

 

もやもやとした30分がすぎ、「それでは見学会は終わりです。」と副会長のひとりに退室を促されたので、ここでPTA会長宛てに下記の要望書を提出した。

                        

                       令和1年8月29日

川崎市立〇〇小学校

PTA会長 ◆◆様

      

                        川崎市立〇〇小学校

                        保護者 夫名、私名

 

       〇〇小学校PTAの入退会届の設置ならびに、

            説明会に関する要望書

 

 

 標記の件につきまして、早急な対処をしていただきたく、下記のとおり、お願い申し上げます。

 

                 記

 

1.趣旨

・要望1

〇〇小学校PTAに入会する際の入会届、退会する際の退会届を設置し、保護者、教師全員に入会届、退会届を設置した旨を通達していただきたい。

 

・要望2

新入生の保護者へのPTA説明会は、入学式内ではなく、入学前の学校説明会内で行っていただきたい。なお、入学前のPTA説明会の開催が難しければ、任意団体である旨を記載された案内書ならびに入会届を、事前に新入生の保護者に配布していただきたい。

 

2.理由

要望1について。PTAは本来、任意団体であるにも関わらず、〇〇小学校PTAは入学式内の説明会で保護者自身が理解していないうちに自動的に入会されているのが現状である。入会の同意を取らないこと自体、憲法第21条に謳われた「結社の自由」に反するため、法的に問題のないように是正していただきたい。

 

要望2について。PTAの趣旨、任意団体であることを、新入生の保護者に対してきちんと説明を行っていただきたい。保護者からの質問は、その場でも受け付けていただきたい。

 

以上 

 

最後に本部役員全員に、「見学会、ありがとうございました。入会届、退会届の設置ならびに説明会に関する要望書を提出しましたので、よろしくお願いします」と声をかけて退室した。

 

お願いした回答期限は、9月末。さて、回答は来るのだろうか。